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キャピタルゲインとインカムゲイン [基礎知識]


不動産や株式投資で得られる利益には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類があります。


キャピタルゲインは売却益、インカムゲインは所有物から定期的に得られるキャッシュフローです。不動産・株式投資で具体的に言えば、次のとおりです。


不動産:

キャピタルゲイン = 不動産売却額 - 不動産購入額
インカムゲイン = 家賃収入


株:

キャピタルゲイン = 株売却額 - 株購入額
インカムゲイン = 配当


不動産投資や株式投資を行う場合には、キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを狙うのかをはっきりさせる必要があります。それによって、購入対象が異なるからです。


株式投資で言えば、キャピタルゲイン狙いなら、今後大きく値上がりしそうな銘柄がよく、また、インカムゲインなら配当利回りの高い銘柄がよいわけです。


タグ:資産

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「売り」から入る株式投資 [基礎知識]


「株は買うもの」と、何となく信じていませんか?平均的な投資初心者は、そう思っています。信用取引についての知識がないために、「売り」から入るトレードを知らないからです。


さらに言えば、信用取引の存在や仕組みを知った後も、株式投資は「買い」から入るのが正しいと信じている人が多いようです。自分が所有していない株を売るという行為に対して、何か罪悪感にも似た感覚を感じるのでしょうか?


しかし、実は、株式投資は「買い」から入るよりも、「売り」から入るほうが稼ぎやすいという話があります。


株価チャートを見ればおおよそわかりますが、株価の「上げ」よりも「下げ」の方が圧倒的に急激で速いです。株価の「上げ」は「下げ」の3倍ものエネルギーを要すると言いますから、当然と言えば当然ですね。


初心者に対しても、「買い」から入るよりも、「売り」から入ることを教えた方が稼げるようになるのが早いのだそうです。


少なくとも、株は買うものという先入観は捨てた方が良いでしょう。


 


タグ:株式投資

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日経225オプションの勉強法 [基礎知識]


日経225オプションは非常に魅力的な取引方法と考えている人も多くいると思います。


また、ネットなどで取引ができ、損失も最低レベルに抑えられるということから人気を集めている取引方法でもあります。


この日経225オプションで取引をしたい際にはどのように勉強すればよいのでしょうか。


基本的にインターネットの情報をすべて信用してはいけませんが、情報収集という面では役に立ちます。証券取引所のようなしっかりしたサイトの内容であれば信用できるでしょう。


また、動画などで日経225オプションについて勉強できるサイトもありますのでそちらも参考にしてみると面白いかもしれません。


日経225オプションの場合は、損失を最低レベルまで抑えられるという特徴がありますので、まずはその部分をしっかりと理解することが必要です。


そして、損失について学習したら、実際に始めてみるというのも良いでしょう。
何よりも経験が一番の勉強になると考えている専門家もいます。


自分に合った勉強方法を見つけ、積極的に日経225オプションに挑戦してみてください。


 



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勝率に関する注意 [基礎知識]


投資法を評価する場合、勝率はトレーダーの最も気になる項目でしょう。しかし、一方で、勝率のデータを過信しすぎる事は危険です。実戦で観測されるその時々の勝率はデータのとおりにならないからです。その理由は2つあります。


理由1.

例えば、サイコロを振って奇数の目が出る確率は50%です。でも、10回サイコロを振って奇数の目が5回にならないケースが多発します。それは試行回数が少なすぎて理論値との誤差が大きいからです。極端な話、1回しか振らなければ0%か100%しかないわけだから、けっして50%にはなりません。

勝率は十分に多くの回数のトレードを行ったとすればこうなりますよ、という値なのです。その「十分に多くの回数」とは、少なくとも数千回のレベルです。


理由2.

上記の理由1において、奇数の目が出る確率(の理論値)は時間とともに変化しません。常に一定です。それでも上記のような誤差により、データどおりの結果が得られないのです。実際の相場においては、相場状況が変化するにつれて、個々の投資法の理論勝率も変化します。これは、サイコロの奇数の目が出る確率が刻々と変化しているようなものです。過去の実績データどおりの勝率にならなくても、むしろそれは当然なのです。


これら理由1&2にもかかわらず、過去の実績データの勝率を拠り所とせざるをえません。代わりになるものが無いからです。理由1&2を踏まえた上で、勝率の値を過信しないことが重要です。


 


タグ:勝率 投資法

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投資には経済学より心理学の方が役立つ? [基礎知識]


アベノミクスにより、為替相場も株式相場も流れが変わりました。円安株高という流れができました。


この流れは実体経済がどうのこうのよりも、投資家達の先行き期待感が作り出したものです。経済状況という材料があるにせよ、直接的に相場を動かすのは投資家心理です。


その意味で、投資には経済学より心理学の方が役立つと言えるかもしれません。これは嘘か本当かよく知りませんが、経済学者よりも心理学者の方が投資が上手だという話を聞いたことがあります。「さもありなん」と思います。


少なくとも、経済に強ければ投資で儲けられるという「幻想」は早く捨てた方が良いです。


相場のメチャクチャ大きな流れは、経済的なファンダメンタルズによって決まっていますが、ほとんどの投資家が勝負している時間軸では、それよりも投資家心理の影響の方が大きいのです。



 


タグ:投資

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自動売買システムの運用練習 [基礎知識]


FX,BO,日経225先物などの自動売買システムを運用してみたいという投資初心者の人は、まず小資金で十分に動作の確認と練習を行なってから資金量を増やすべきです。


自動売買は、自分で開発したシステムを運用する場合以外は、ほとんど中身(売買ロジックの詳細内容)がわかりません。従って、慎重に運用を始める必要があります。


また、初心者の場合には、システムの運用成績の評価や、運用の開始・停止の練習を行なって、自動売買独自のスキルを身につけることも大事です。もしも機能しない(利益を生み出せない)システムであれば、“廃棄”することも必要です。いくつものシステムを経験する中で、自動売買のスキルも身についていきます。


しかし、高いお金の自動売買システムをたくさん購入するのは経済的に辛いですよね。そこで、(FXの場合には)無料のEAを有効に活用したいものです。ゲムトレードという投資ポータルサイトでは、無料でたくさんのEAを運用することができます。



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「乗り遅れ」に注意 [基礎知識]


例えば、株式投資で日経平均が上がり始め、上昇トレンドがはっきりするにつれて多くの個人投資家が参戦してきます。


それが進行すると一般のニュースなどでも大きく報じられるため、ますます大勢の個人投資家が参戦してきます。一時的に投資を控えていた人だけでなく、未経験の人もこれを機会にと始めたりします。なにしろ、世の中が「乗り遅れたら損だ」という雰囲気になっているので。


しかし、メディアが盛んに報じて、「乗り遅れまい」と初心者が参戦する頃には既にだいぶ相場が上がっており、実は乗り遅れているんですね。


本当に、相場で稼げる投資家は、だれも騒いでいない時に仕掛けて、みんなが「乗り遅れまい」と始める頃には手仕舞いの準備をしているのです。


多くの人が熱狂している最中に、「相場の終わり」が始まっていることが多いものです。


 


タグ:投資

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カーブフィッティング [基礎知識]


システムトレーダーが必ず理解しておかなければならない項目に、「カーブフィッティング」があります。


カーブフィッティングは、売買システムのロジックを決める時に、ある特定の期間(=バックテストの対象期間)のパフォーマンスだけを最適化しすぎて、それ以外の期間では機能しなくなることです。つまり、意味の無い最適化です。


カーブフィッティングにならないためには、不自然な最適化をしない事が重要です。それとともに、フォワードテストや小資金の実運用で、バックテストと同様な成績が出ることを確認するべきです。


市販されている自動売買システムでも、フォワードテスト・実運用の結果を公表しているものが増えています。


また、プロフィットファクターの値が高すぎるもの(例えば3.0を超えるもの)は、カーブフィッティングのリスクが高いと考えて、慎重に成績の評価を行なうべきでしょう。


 



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投資の一般常識「バルサラの破産確率」 [基礎知識]

「バルサラの破産確率」とは、シンプルな投資モデルに対して破産する確率を計算した理論です。ごく単純な場合しか解析的な解は求まらず、数値計算に頼ることが多いです。


しかし、バルサラの破産確率を心得ていると、無茶なハイリスクの投資を避けることができます。リスクに対してモノサシができるからです。


バルサラの破産確率は次の3つのパラメータに対して求める形となっています。


■ 勝率
■ ペイオフレシオ
■ 資金量が1トレードのリスク額の何倍かという数


例えば1トレード負けると5万円の損失で、全資金が100万円だと、3番目のパラメータは100÷5=20となります。


余裕があって、なおかつ数式にアレルギーの無い方は、1度学んでおくと良いと思います。


 



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トレードにおける“恐れ” [基礎知識]


トレードを行っていると、様々な“恐れ”を感じます。


まず、真っ先に思い浮かぶのが「損をするのではないかという恐れ」です。言うまでもなく、思惑が外れた場合の恐怖感です。この恐怖感は損切りを遅らせ、大損をもたらします。


そして、含み益が出た時に感じるのが、「利益が減ってしまうのではないかという恐れ」ですね。それで、早く利食いすぎて、十分な利益が出ないケースが多いです。


さらに、現在の株式相場や円相場などにあるのが、「相場のトレンドに乗り遅れるのではないかという恐れ」です。連日のように株高が報道されたりすると、自分だけが乗り遅れているような気分になります。


しかし、連日報道されるような時は、仕掛けるタイミングが完全に終っています。本当に儲ける人は、あまり報道されていない段階で仕掛けています。つまり、今から焦って株を買おうというのは、かなりリスクが大きいということですね。


タグ:投資家心理

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