投資家心理と相場 [基礎知識]

相場を直接動かしているものは「投資家心理」です。


もちろん、一番大元にはファンダメンタルズがあるのですが、投資家心理がファンダメンタルズを素直に受け入れないときは、相場がファンダメンタルズに逆行します。


その意味で、投資家心理が相場を動かしているのです。


株式投資でも、好決算が発表された途端に売りが集中して下げることはよくあります。そんなとき、「材料出つくし」などと説明されるのですが、要は投資家心理としてもう興味が無くなった、ということです。好決算かどうかは、ある意味、あまり関係ないのです。


投資家心理が「買い」とか「売り」の一方に偏ると、相場は大きく動きます。


逆に言えば、投資家心理の偏りが読めれば、先回りして相場で儲けることができます。そこで、投資家心理の偏りをよく表した指標はないのか、という話になるのですが・・・


実は、オプション取引の世界にその名も「恐怖指数」と呼ばれる指数があるのです。正式にはVIX指数といいますが、投資家の不安感・先行き不透明感を表すとされ、「恐怖指数」というあだ名がついています。


もし、独自に投資家心理の偏りを数字で表す方法を開発できれば、それを用いて儲けることができるかもしれません。


 


タグ:投資家心理

共通テーマ:マネー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。