トレードにおける“恐れ” [基礎知識]
トレードを行っていると、様々な“恐れ”を感じます。
まず、真っ先に思い浮かぶのが「損をするのではないかという恐れ」です。言うまでもなく、思惑が外れた場合の恐怖感です。この恐怖感は損切りを遅らせ、大損をもたらします。
そして、含み益が出た時に感じるのが、「利益が減ってしまうのではないかという恐れ」ですね。それで、早く利食いすぎて、十分な利益が出ないケースが多いです。
さらに、現在の株式相場や円相場などにあるのが、「相場のトレンドに乗り遅れるのではないかという恐れ」です。連日のように株高が報道されたりすると、自分だけが乗り遅れているような気分になります。
しかし、連日報道されるような時は、仕掛けるタイミングが完全に終っています。本当に儲ける人は、あまり報道されていない段階で仕掛けています。つまり、今から焦って株を買おうというのは、かなりリスクが大きいということですね。
タグ:投資家心理
2013-04-06 12:52